新人王レースの行方<ア・リーグ>


今回はア・リーグの新人王候補を紹介する。
☆-本命 ◎-対抗 △-穴

 

☆マイケル・フルマー(タイガース)
10勝6敗 防御率2.76 143.2回 117奪三振 WHIP1.05 rWAR5.1

新人王の大本命。規定投球回に到達することができれば防御率のタイトル獲得も見えており、そうなればまず間違いなく新人王を受賞するだろう。2011年にドラフト1巡目全体44位指名されてから順調にステップアップしてここまでたどり着いた。平均95mphを記録する威力ある速球を軸に今季はあらゆる球種が冴え渡っている。よほどの炎上がない限りは彼の受賞はほぼ確実だ。

 

◎タイラー・ネイクイン(インディアンス)
103試合 打率.299 14本塁打 42打点 出塁率.370 OPS.916 rWAR0.7

野手の最有力候補。こちらも2012年ドラフト1巡目全体15位というプロスペクトで、25歳ながら順調にステップアップしてきたくちだ。OPS.9を超える打撃力はかなり魅力的で、新人王にふさわしいものなのは間違いない。ただフルマーと比べてこちらにはネックになる材料が多い。まずは純粋な仕事量として、打席数が少なく規定打席数には遠い。さらにセンターを守りながらも守備貢献度がかなり低いのは問題だ。rWARがこの数値になっているのも、守備が大きく足を引っ張っているせいだ。ここから本塁打を量産し20本塁打到達、ということでもない限りはフルマーに一歩劣りそうだ。

 

△ゲイリー・サンチェス(ヤンキース)
36試合 打率.331 14本塁打 25打点 出塁率.406 OPS1.112 rWAR2.5

出場試合数わずか36試合の野手が新人王候補になることは通常ありえない。しかし大穴とするならばやはりサンチェスの衝撃は外せない。23歳のサンチェスはヤンキースファンならよく知る次代のスター捕手候補だった。10代の頃から注目を浴びていたわりに時間がかかってしまった感はあるが、今季8月に本格昇格すると、8月だけでなんと11本塁打を放って世間を驚かせた。1試合4安打や3試合連続本塁打など派手なパフォーマンスをやってのけた彼は、これからシーズン終了までにさらに打ちまくり新人王に輝くかもしれない。9月に入ってからは数字が落ち着いてきているので流石に受賞までは現実的ではないのだろうが、それでもファンを楽しませてくれる新たなスターの誕生には違いない。

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