攻守のキープレイヤー2016 〈オリオールズ〉


ついにスプリングトレーニングも始まり、各チームの陣容が固まったということで、今回からは開幕に向けて各チームのキーになりそうな選手を野手、投手から一人ずつ選んで紹介していく。初回はボルチモア・オリオールズだ。

ジョナサン・スコープ(24)

チームにとって気になるのはいつだって若手の成長と新戦力の出来だ。プロスペクトとして期待されたスコープは2014年にメジャーで139試合に出場したが、打率.209と非常に厳しい数字で終わった。不動の二塁手として定着してほしかったチームとしては、この結果には頭を痛めただろう。それでもこの年15本塁打を放つなどパンチ力があるというところは見せつけた。
我慢して使い続けたことが幸いしたのだろうか、翌2015年は序盤に故障で離脱したものの、夏場に復帰してからは大きな成長を見せ、最終的に86試合で15本塁打、打率も.279を記録した。出塁率の低さや三振の多さなど課題は随所に見られるが、成長しているのは間違いなく、今季以降は不動の二塁手として活躍してくれるはずだ。マチャドとのコンビは、オリオールズの未来を担う二人として大きく期待されている。万全の状態で挑む今季は、スプリングトレーニングでも調子が良く、まずは3割20本を目指して一流二塁手の仲間入りを果たしたいところだ。彼がそのレベルの打者になれば、マチャド、デイビス、ジョーンズ、トランボ、スコープと20本塁打以上を期待できる打者が5人出ることになる。打線の厚みは格段に増すだろう。

 

ディラン・バンディ(23)

高卒からわずか1年足らずでメジャー昇格を果たし、リーグでも最高クラスのプロスペクトだったのは遠い昔。2012年のメジャーデビューから、まだバンディはメジャーのマウンドに戻ることができないでいる。最高級の逸材の株は下がりつつあるものの、それでもまだ23歳と十分に若い。投手に苦しんでいるこのチームの救世主になり得るのは、現状バンディくらいしか見当たらない。スプリングトレーニングではリリーフで投げており、今季も先発としてメジャーのマウンドに立つことができるかはわからない。ただ、リリーフだったとしても今季バンディが健康を維持したままメジャーでプレーすることができれば、オリオールズの投手事情は多少なりとも明るくなるはずだ。

[adsense]


あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です