サイ・ヤング賞レースの展望 <ナ・リーグ>


いよいよ終盤に入った2016年シーズンだが、順位とともに気になるのが個人賞を誰が得ることになるのか。今回はナ・リーグのサイ・ヤング賞候補を紹介し、その展望を予測する。ナ・リーグにも絶対的な存在はいないが、高いレベルで競り合いが繰り広げられている。
☆-本命 ◎-対抗 △-穴

 

☆マックス・シャーザー(ナショナルズ)
16勝7敗 防御率2.78 203.2回 251奪三振 WHIP0.92 FIP3.14 rWAR6.1

現時点で勝利数、イニング数、奪三振数、WHIPでリーグトップの数字を残しており、ここから故障による離脱などがない限りは奪三振のタイトルを獲得する可能性が高い。防御率でもトップ5に食い込んでおり、最多勝には届かずともサイ・ヤング賞の最有力候補になる。ケチをつけるとすれば被本塁打の多さくらい。他の候補に差をつけるには防御率をもう少しよくする必要がある。

 

◎マディソン・バンガーナー(ジャイアンツ)
14勝8敗 防御率2.61 199.2回 226奪三振 WHIP1.04 FIP3.22 rWAR4.4

例年通り非の打ち所がない数字を残しているバンガーナーがシャーザーの対抗馬となる。全てが高水準ではあるのだがシャーザーの奪三振のような飛び抜けた項目がない点が弱点。勝利数、防御率、奪三振の3部門でのタイトル獲得は叶わないだろう。残り2, 3回の登板全てで好投し勝利すればまだわからないが、夏場に入ってやや失点が増えてきたのが気になるところだ。

 

△カイル・ヘンドリックス(カブス)
14勝7敗 防御率2.07 165.0回 145奪三振 WHIP0.99 FIP3.36 rWAR4.3

カブスにはレスターやアリエッタなど他にも好成績を残している投手がいるのだが、サプライズがあり得るとすればおそらくヘンドリックスしかいない。仕事量ではかなり劣っているのだが、防御率の良さが飛び抜けている。通常サイ・ヤング賞には200回はイニングが欲しいところだが、防御率1点台となれば話は変わる。8月以降全試合で2失点以内に抑えるなどその勢いは未だ衰えていない。180回 防御率1点台となれば他の候補を押しのけて受賞ということもあり得るかもしれない。

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