2016年前半戦にブレイクした選手たち<野手編>


2016年シーズンの前半が終わり、もう少しでオールスターということで、今季前半戦にブレイクした選手を紹介する。これまであまり実績がない、あるいはまだデビューしてまもない選手ばかりだが、彼らが後半戦も活躍すればスターの仲間入りをすることになる。今回は野手を紹介していく。

 

アダム・デュバル(27) – レッズ
打率.254 22本塁打 58打点 出塁率.292 OPS.862 2盗塁

メジャーデビューから3年目にして一気にブレイクを果たしたデュバル。マイナー時代からパワーには定評があったが、今季は前半戦ですでに22本塁打と予想以上の打撃力を見せている。早打ち傾向にあるため出塁率の低さは大きな弱点だが、本塁打や二塁打など長打の多さでそこをカバーしている。シーズン40本塁打ペースではあるが、流石にフルシーズン1年目で後半戦もこの調子を続けられるほど甘くはないだろう。

 

トレバー・ストーリー(23) – ロッキーズ
打率.266 19本塁打 50打点 出塁率.333 OPS.883 5盗塁

今季メジャーデビューのルーキーだが、開幕から4試合で6本塁打という衝撃的なスタートダッシュを決めて見せた。5月に入ると調子を落としたものの6月にはある程度復調し、未だ新人王争いのトップに立っている。本拠地が最も打者に有利なクアーズ・フィールドということで、その実力は数字よりやや低く見積もるべきではあるが、ストーリーの場合はアウェイでも11本塁打しているあたりパワーは本物とみていいだろう。打撃にはまだ粗さがあるため、後半戦も成績が落ち込む時期は間違いなくあるはずだが、最終的には30本塁打は期待していいだろう。守備は前任者のトゥロウィツキと比べるともちろん落ちるが、このあたりはまだまだこれからに期待だ。

 

ジョナサン・ビラー(25) – ブルワーズ
打率.296 6本塁打 30打点 出塁率.382 OPS.804 26盗塁

元々スピードに定評がある選手だったが、内外野守れる便利屋として中々レギュラーで固定されることはなかった。ブルワーズでプレーする今季はショートでの定位置をつかみ打撃面でブレイク。パワーにはあまり期待できないものの、リードオフマンとしては十分なほどの出塁力を維持している。26盗塁はここまでリーグ1位の数字で、このままの調子が続くのなら初のタイトルにも手が届くかもしれない。しかしこれまでの好成績はBABIP.405という運の良さに恵まれてきたのが理由。後半戦もこの調子というのは非常に難しく、そうなると盗塁王獲得も難しいだろう。

 

アレドミー・ディアズ(25) – カージナルス
打率.317 11本塁打 42打点 出塁率.377 OPS.907 2盗塁

今季デビューしたばかりの遅咲きルーキーながら、ショートとしてはトップクラスの文句のつけようのない打撃成績を残している。なぜかアウェーの方が圧倒的に成績がいいのだが、このあたりも後半戦にかけて収束してくるだろう。同じルーキーのストーリーと違って派手さはないが安定感がある。しかし今の好成績は4月の好調によるところが大きく、最終的にはある程度の数字に収まるだろう。打率.280 20本塁打が目指すところか。それでもショートとしてはかなりの強打だ。守備の方はこれからの課題。

 

ジャッキー・ブラッドリーJr.(26) – レッドソックス
打率.295 13本塁打 51打点 出塁率.381 OPS.927 7盗塁

昨季終盤にメジャーで結果を残すと、今季は開幕から好調を維持し、強力レッドソックス打線を支えている。出塁力と守備が高評価で、打撃の方は少し調子を落とし気味だ。しかし調子に乗ると手をつけられなくなるタイプなので、後半戦のどこかでまたそういう時期がくれば3割20本100打点という大台も見えて来る。2011年ドラフト1巡目指名の実力は、26歳にして今季ついに開花したようだ。

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