サイ・ヤング賞レースの展望 <ア・リーグ>


いよいよ終盤に入った2016年シーズンだが、順位とともに気になるのが個人賞を誰が得ることになるのか。今回はア・リーグのサイ・ヤング賞候補を紹介し、その展望を予測する。今季のア・リーグは飛び抜けた数字を残している投手がいないため最後までわからない混戦模様となっている。
☆-本命 ◎-対抗 △-穴

 

☆コール・ハメルズ(レンジャーズ)
13勝4敗 防御率2.80 160.2回 159奪三振 WHIP1.28 FIP3.99 rWAR5.2

レンジャーズのエースとしてチームを引っ張っているハメルズが今季の本命。飛び抜けた部分はないものの高いレベルで安定しているのが大きな強み。今季は四球や被本塁打が多いことからFIPはあまり良くないが、現時点で防御率はリーグ3位と、防御率のタイトル獲得の可能性はまだ残されている。16勝、防御率タイトルを獲得した場合は彼がサイ・ヤング賞を獲得する可能性は高いだろう。オールスター後の後半戦の防御率は1点台と調子が上がってきている点も好材料だ。

 

◎クリス・セール(ホワイトソックス)
15勝6敗 防御率3.15 168.2回 165奪三振 WHIP1.03 FIP3.43 rWAR4.4

序盤好調で今季の大本命かと思われたが夏場に入ってから調子を大きく落とした。それでもなお有力候補の一人であり、最多勝を狙える位置につけている。長いイニングを投げることも多いためイニング数や奪三振数、そして勝数ではハメルズを上回る可能性が高い。最多勝と防御率2点台を達成できればサイ・ヤング賞を獲得するだろう。最近また調子を取り戻しているため安定して2,3点以内に抑える投球ができるかが鍵だ。

 

△リック・ポーセロ(レッドソックス)
17勝3敗 防御率3.22 165.0回 137奪三振 WHIP1.04 FIP3.69 rWAR3.8

現在勝数1位の最多勝本命。シーズン前にはおそらく彼が候補になると思っていた人はほとんどいなかったはずだが、高い制球力を活かした安定感のある投球で順調に勝ち星を積み重ねてここまで来た。彼のアドバンテージは安定感とレッドソックスの強力打線。夏場に入ってから調子を上げており、このままいけば20勝は確実にいくはずだ。上記2投手と比べると奪三振力が低いのが弱点だが、20勝、最多勝、防御率2点台を達成できればサイ・ヤング賞獲得の可能性は高い。ちなみに今季は27歳にして通算100勝を達成しており、地味ながら脚光を浴び始めている。

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